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05) 耐震リフォームを考えてみる
JUGEMテーマ:住宅
 

「地震とすまいの耐震」
今、みなさんが不安になっていることの一つが、地震のことだと思います。

すまいの安全の大きな柱の一つとして、耐震のことをみなさんにお伝えしたいと思います。
ぜひ、すまいを見直してみて耐震のことを一緒に考えてみてくださいね。
対策が必要であれば、出来る範囲からで構わないので、進めていきましょう。

今日は第5回目です。

05) 耐震リフォームを考えてみる (2012-05-18

木造住宅耐震補強事業者協同組合による、平成18年〜23年に東京都内で実施した耐震診断結果の基本データによると。。。

耐震診断を受けた建物のうち90%を超える戸建て住宅が、現行の耐震基準を満たしていなかった。という現実があります。

旧耐震の建物については、ほとんど全て。

新耐震の建物でも8割以上が、現行の耐震基準に適合していないという調査結果が出ています。

基準が違う時代に建てられた建物は、すべてとはいわないけれどもほとんどが耐震性能に問題があると考えられます。基準が違ったのですから、残念ながら仕方がないです。

日本木造住宅耐震補強事業協同組合「耐震診断基本データ」参照)

 

それでは、費用はどのくらいかかっているのでしょうか。

耐震リフォーム工事費用・・・100万〜200万 程度が多いようです。

補助金が使える場合もありますが、これだけではなく他にも耐震診断費、耐震補強設計料、リフォーム設計費用などが掛かります。

既存の建物の状況が悪ければ、現行基準に合わせるところまで強度を上げるには、もっと費用が掛かってくることも考えられます。

 

「心配だけど、そんなには費用を掛けられない。」

そういう方が、ほとんどかと思います。

なので私は逆に、「費用に合わせた耐震補強をする」ことをおすすめします。

もちろん限度はありますが、掛けられる費用の範囲で出来るだけ効果のある耐震リフォームをすることが、意味のあることではないかと思っています。

必ずしも、現行の耐震基準レベルまで強度が上がらなくても、現状よりも耐震性能を上げておくことで、実際に起きる被害は抑えられると考えています。

 

耐震リフォームをするということは、構造体に手を加えます。

表面の仕上を剥がします。当然、仕上げのやり直しも同時に発生してきます。

つまり、いわゆる内装リフォームも同時に行うことになります。

また仕上げを剥がせば、設備配管が出てくることもあります。これを機に設備の点検をして設備を一新する方もいます。

どうせ仕上をやり直すなら自然素材に変えたいという方もいます。

もともと悩んでいた使いづらい間取りも変えてしまいたいという方もいます。

そのほか断熱材を入れ替えて断熱性能を上げたりなど、耐震補強は補強にとどまらずリフォームをするきっかけにもなるのです。

 

耐震リフォームを考えると、すまい全体を見直すいいきっかけになります。

掛けられる予算の中で、より快適で安心なすまいにするには、どこへどれだけお金をかけていくか。配分やバランスも考えなくてはいけないですね。

 

次回は、耐震リフォームの減税制度についてです。

 

↓ ぽちっとおねがいします!

  

居アーキテクツ一級建築士事務所 へもどうぞいらして下さい。


01) 木造住宅の地震に対する強さ (2012-05-04)

02) 誰でもできる耐震診断をしてみよう (2012-05-07)

03) 専門家による耐震診断 (2012-05-11)

04) 耐震についての助成金制度 (2012-05-14)

05) 耐震リフォームを考えてみる (2012-05-18)

06) 耐震リフォームの減税制度 (2012-05-21)

07) さいたま市の耐震制度 (2012-05-25)

08) ゆれやすさマップをご存知ですか (2012-05-28)

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